Introduction
はじめに
本拠点では、「農」、「食」、「エネルギー」を主要テーマとした産学共創、新しい事業開発、それに必要なスタートアップ育成等を推進していきます。この農・食・エネルギーについては、以下のようなことが現状となっています。
- 農業、食料生産に使用する化石燃料を減らさなければならない。
- 食品ロスを減らさなければならない。
- 農業活動、食料サプライチェーンに由来した温室効果ガス排出量を減らさなければならない。
- 食料自給率の向上や国際情勢等に影響されずに、食料を安定して供給しなければならない。
これらのに加えて、地球温暖化に起因すると考えられている気候災害の甚大化など、地球環境問題も注目を集めています。
このような問題は、大学のみならず企業、個人も含めた、産学官民で連携することが必要であり、
本拠点はその中心地となることを目指しています。
Vision
ビジョン
東京多摩(西東京)地域から、日本各地へ、そして世界各地へイノベーションを創出していきます。
非常に大きなビジョンですが、本拠点では以下のような課題に貢献することを目指しています。
化石資源にできる限り依存せず
地球上の人間を支える農業
人間も自然も健やかになる
食のあり方
炭素循環型社会への貢献
上記ビジョンの実現のために、以下のような取り組み(例)を推進します。
サイエンスに基づく社会性と事業性を
両立した社会への
アウトプット
地域共創での
ビジョン共有
地域共創によるレジリエンス強化
健康・安心・生きがいにつながる新しい産業の創出
Concept
コンセプト
「循環とゆとりを紡ぐテクノロジー」
東京農工大学のある東京多摩(西東京)地域は、都心に近く、430万人の人口と豊かな自然がもたらすゆとりのある未来の都市モデルとなりうるエリアです。また、さまざまな産業が変遷しながら、発展してきたエリアであり、今後も新しい産業が生み出されるポテンシャルを秘めています。
本拠点は、このエリアで「農」、「食」、「エネルギー」に焦点をあてた、循環型社会を産学官民で共創する中心地となることを目指します。そこで、本拠点では入居する民間企業との連携や新しい発想に基づく大学発スタートアップの育成も重要です。さらに、このような共創の成果を皆で体感するイベント・セミナーを開催し、地域の方々とともに楽しめる場を作っていきます。
さらに、大学内にこのような共創の場があることで、学生にとって最適な実践学習の場となり、次世代を支える人材を育てる拠点となることを願っています。


Features
特徴
「農」、「食」、「エネルギー」領域で新産業につながる大きなテーマを設定し、産学官民で協働するスキームを構築します。このスキームには、研究シーズと企業ニーズのマッチングやスタートアップ育成が含まれ、そのためのサポートチームを配置します。
本拠点を中心に推進する事業においては、社会性と事業性を両立させるための仮説を設定したうえで、地域実証を進めます。そして、社会性と事業性が見出された事業については、東京多摩地域から日本各地、さらには世界に展開していきます。

Access
アクセス
東京農工大学
西東京国際イノベーション共創拠点
〒183-8509 東京都府中市幸町3-5-8
- JR中央線「国分寺駅」下車、南口2番のりばから「府中駅行バス(明星学苑経由)」
約10分「晴見町(東京農工大学前)」バス停下車 - 京王線「府中駅」下車、北口3番のりばから「国分寺駅南口行バス(明星学苑経由)」約7分
「晴見町(東京農工大学前)」バス停下車 - JR武蔵野線「北府中駅」下車、徒歩約12分
- 施設内駐車場あり(50台・有料)、バイク・自転車無料置き場あり
入居希望、コンソーシアム参加など
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